•  都市機能および快適な住環境の整備
    道路の改良、交通安全施設の整備、上下水道、防災施設の整備など

  • 生きがいと健康づくりおよび高齢者介護の充実
    地域コミュニティー活動の充実、医療福祉の整備、救急体制の整備など

  • 地場産業、中小企業の育成、雇用の創出
    公共事業への地元産業参画の拡充、商業振興と観光開発の促進など、

  •  農業の振興とJA組織の育成

  •  農畜産物の直売及び観光農業の育成、後継者の育成、食育教育の充実、生産者の経済的な安定など

  • 学校教育・スポーツ施設の拡充整備
    自然や生物の健康育成

  • 青少年の健全育成
    家庭、学校、地域の連携システムの整備、家庭教育の充実など

 財政の厳しい時代だからこそ、他市町村の状況や住民ニーズを踏まえながら合併を推進すべきだと思っております。管理部門の効率化によりそれら部門に対しては。員数を削減することができます。また、三役、議員をはじめ、諸委員会や審議会の委員、事務局職員などの総数の減少にもつながります。それらの人員をこれまで採用が難しかった専門職の採用にあてれば、より高度なサービスの提供を可能にすることできますし、不正防止にも繋がります。また、近い地域での類似施設の重複がなくなりそういう面でも無駄が減ります。それらを含む合理化策により、財政赤字の削減をしていくことはもちろん、どうしても必要な施策に対し十分な費用をかけることもできます。ただ注意しなければ成らない点があります。と言うのも、費用効率だけを求め、市民サービスのきめの細かさが低下をしてしまう危険性です。この部分に対しては、多くに意見を求め、細心の注意を払う必要があると考えています。

 加藤市政になって、中心市街地をひとつの屋外型ショッピングモールと考えるということが提案されました。確かにそうなれば歩いて見て楽しい大型ショッピングモールとなることと思います。しかし、今人気のあるショッピングモールは、生き残りをかけ魅力という光が曇らないように日々努力している個店が連続する集合体であります。目的の店まで歩いていく間にもそれぞれの店舗を覗き楽しめるモールであります。これを模するならば、魅力ある店舗の連続性を今よりさらに強化する施策が必要だと思っています。大工町・泉町の再開発やユニー・ダイエー跡地の開発など魅力の「目玉」は整備されつつあります。今後は、その「点」が線や面になるための政策が必要だと思います。(個人的には中心地区に大規模な公園の整備をしたり、魅力ある個店を増やすためのスクラップアンドビルト施策などの必要性があると考えます。)

 水戸市において米の消費量は年々増えていることを知っていましたか?私は認識が甘く、米消費は減っているとばかり思っていました。確かに家庭での消費は年々減っているのが現状です。しかし、それ以上に外食産業での消費が大幅に増えているのです。この傾向は当然他の出荷物でもおおよそ同じようなことになっていると思います。ということは、地産地消による安全性を前面に打ちだし、外食産業への販売促進をしていくことが生産者の収入安定に繋がる道であると考えています。当然外食産業は利益を追求するものでありますから、コストに対して厳しく、また安定した供給と品質を求めると思います。JA・生協・行政によるサポート体制を充実してこれに対応していくことが必要だと思っています。また、偕楽園には毎年100万人を超える人が観光に訪れてくださいます。その方々を中心市街に誘導し活性化していく施策にいてこれまでものありましいたが、この人たちが観光農園に足を運んでくれる施策を考える必要もあると思います。都会の人は自然とふれあう機会が少なく我々が考える以上に茨城の魅力を提供できるのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 家庭教育はそれぞれの親の価値感に基づいて行われるべきであり、行政が家庭に踏み込むべきではないとこれまでは考えられてきました。私もこれに賛成です。しかし、今の危機的な状況は誰もが感ずるところであり、行政として放置しておける問題ではありません。個々の家庭でどのような実態になっているのか把握し、場合によって家庭での教育向上を促すなどきめの細かな対応をしていく必要があると思います。それこそ多種多様なケースの存在する大変デリケートな問題でありますので、教員の増強など含め体制を整備し充実させなければならないと考えます。
 確かに詰め込み式一辺倒の学習には問題があると思います。しかし、基礎学力と勤勉さが低下すれば資源のない日本という国の力も低下してしまうと思います。また、ゆとり教育によって削減された時間は「塾」に通いに当てられている例も多く、ゆとりが格差に繋がる例もあると思っています。水戸市は独自に授業時間を増やし対応しえてきましたが、その結果も踏まえ更なる拡充などについて考える必要があると考えています。
 やはり、家族構成の変化や女性の社会進出(賃金労働者化)、教育費の高騰などを含み金銭的問題などが要因であると考えます。しかしこれらの流れを根本的に解決していくことは困難です。そう考えれば、スウェーデンのような各種手当てを導入し金銭的な負担を軽減していくこと、また働きやすい制度の確立などが行政のできることではないでしょうか?国としての問題を多く含みと考えますが、市としても足りない部分などを補い、できるだけ充実させていく必要があると思います。
 これまでの政策とともに、趣味の普及や仕事の確保、そして世代間の交流を増やすことによる「生きがいづくり・楽しみづくり」が大切だと思います。これに関しては行政だけでなく民間(NPO等のボランティアを含む)と積極的に協力し、いろいろな交流の場を増やすことが大切だと考えています。

      

 


すだ浩和と水戸の明日をつくる会

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